「やまと歌は人の心を種としてよろづの言(こと)の葉(は)とぞなれりける。」

※古今和歌集 仮名序より

 

葉っぱがたくさん生い茂るように数々の言葉が連なってできている「和歌」。それは、人の心がもとになっているのだと言っている『古今和歌集(仮名序)』。

 

「和歌」は、現代で言うところの「メール」や「お手紙」と同じ働きをもつもの。日常で、大切にしたいと思う相手と交わされる言葉は、その人の心から発せられたものという、古今集のこの一文に込められた思い。「ことのは教室」は、その思いをコンセプトにした国語教室です。

 

言葉を大切にする、ということは、心を大切にするということ。「対話」を中心にしたコミュニケーションを通して、自分や相手の言葉を大切にする心を育みます。

 


講師プロフィール

内藤さつき(ないとうさつき)

1981年生まれ、女性。栃木県宇都宮市出身。國學院大學大学院にて日本語学を専攻。修了後は首都圏の私立中学・高校にて国語科・芸術科(書道)の教師として勤める。現在、宇都宮市内にて小~高校生の学習支援に従事している。